Factory of Dream

愛なんて狂おしい感情もいつか忘れてしまうなら、一生ここに閉じ込めておきたい

「キャッツ」10000回東京五演

「ジェリクルキャッツを知っているか?」

 2013年、初めて広島で見て感動した舞台が東京に戻ってきたと聞いたので旅行のついでに行ってきました。

 劇団四季のキャッツを見るのはこれで4回目。福岡で2回見て今回5年ぶりの東京でした。

 

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 キャッツはわたしにとっては「レ・ミゼラブル」と同じくらい特別な思い入れがあるミュージカルでした。

 下記2つのブログがレミゼについての愛はかなり語っているので省略しますがレミゼがミュージカルの魅力を教えてくれた舞台だとしたらキャッツは私にミュージカルの良さを教えてくれたミュージカル。

 あの広島で父親が見ようって言ってくれなければ私は24匹のジェリクルキャッツと出会うこともなかったと思います。でも最初の広島では何も予習していなくて分からなくて…調べてみて好きになって福岡で見てもっと好きになって。

 

keiko1203.hatenablog.com

 

 以前のCATSのブログはこちらにちょろっと書いてます♪

 

 まぁいいや、ここらで私がキャッツの魅力を語るより感想を書いていこう。

 レミゼの感想は下記ブログにて。

 

keiko1203.hatenablog.com

 

keiko1203.hatenablog.com

 

 そして当時めっちゃ役に立ったサイトがこちら。

 

●猫の見分けをつけるには

 

 あと一個あったけどおそらく消えてる。

 

 あと東京公演から新しいCDが出るみたいなので♪

 


劇団四季ミュージカル『キャッツ』<メモリアルエディション> 全曲試聴

 


劇団四季ミュージカル『キャッツ』<メモリアルエディション>スポット映像

 

 そして東京公演のCMはこちら。

 


劇団四季:キャッツ:東京公演プロモーションVTR:2018年8月開幕

 


劇団四季:キャッツ:東京公演プロモーションVTR

 

 じゃ、キャッツ4回目の感想を。

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 3月12日(火曜日)13:00~

 

アクト1

 

1.オーヴァーチュア

 最初は前から数列目なのに見にくいって思ったけど回転してよかった。

 わたし最初の第一音が大好きなので間に合ってよかった。そしてアンドリューロイドウェーバーの曲が天才的にいい。

 キャッツらしいナンバーになった時に目が光ってくる。そして横を歩いて光る眼が通過してくる。

 そして下で踊るタントミールが素敵。

 

2.ジェリクルソング

 猫がいろんなところから出てくる。観客を伝う人も。

 車のライトが照らされる。後ろまで出てくるのがすごい。

  真ん中でマンカストラップが「生まれたのか」右の方でシラバブが「闇の中に」ってかんじなのだけどだれがどこで歌っているのかまでは把握できず。

 ブランコするところは相変わらずすごい。

 「ジェリクルの歌声は」のところで左足の靴がおちてくるところで相変わらずビビる。

 「ジェリクル集いて喜び歌えよ」がめちゃくちゃ荘厳。

 ここのメロディーどっかで使われていて感動したのに思い出せない。

 「ただ一人天上に上るのは」の「だれ」の歌い方がちょっと違和感を感じたかも。

 いろんなキャッツがいるんだよね…。プラクティカル・しぶとい・激しい・ファナティカル・オラトリカル・おしゃべり・おおげさ・ドラマティカル・ロマンティカル・夢見る・クリティカル・批評・アレゴリカル・神秘・ミステリアス・ポリティカル・政治好き・嫌な・ヒステリカル・シニカル・ひねくれ…21個の表現が。

 

3.ネーミング オブ キャッツ

  「驚いてる顔をしているぞ」がアスパラガス。

 ジェリクルキャッツの猫の紹介で真ん中に集まってくる。

 もっと素敵な名前もあるから客席に。マンゴジェリーとカーバケッティが来てくれたのかな?いやタンブルブルタースかカッサンドラだったような…めっちゃ迫ってきてて猫だった。

 まぁこのナンバーは猫の名前に関するもの。

 猫には3つの名前があり、「普通に使われる名前(気軽に付ける名前)」(ベティ メリィ フランク トム)こんな名前も猫たちは平凡すぎてつまらないと思う。

 そして次に「もっと素敵な名前もある(貴族的にこってみると)」クレオパトラ メディア エリザベス シーザー)これもやっぱり平凡だと。

 すこし個性が出てきたけれど本当の名前は隠されたまま、人間にはこの名前は見つけられない人間の能力では発見できない。

 猫は知っている告白はしないが瞑想している猫がいたらその理由はみんな同じ、深い思いに沈みながら猫の心はその名を思う。いうに言えない唯一のその名を、計り知れない唯一のその名を…。って感じかな? 

 

 やがてはけた後ジェリクルムーンに照らされながらビクトリアがダンス。

 ミストフェリーズがでてきて有名なキャッツのポスターのポーズ。笑いながらダンスしているの尾がよき

 それから軽快なメロディに変わる。

 「ジェリクルキャッツでてくる、ジェリクルキャッツ集まる、ジェリクルムーン輝く年に一度のお祭りジェリクルキャッツ出会うぞジェリクル今夜舞踏会」

 ここのメロディー実はすごく好きだったりする。

 マンカストラップがそこから説明する。

 ジェリクルリーダー現れ「厳かにジェリクルの選択をする」そうオールドデュトロノミーは選ぶ「夜明け前にナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって宣言する。再生を許され新しいジェリクルの命を得るのは誰か」その者は迎えられる「遥かなる天上の世界へ」「驚きに満ちた天上の世界に現れるのはただ一匹のジェリクル、それは誰か?」

 誰だろう?誰だろう?

 「いろんな生き方の猫をお目にかけよう。」とマンカストラップが言って音楽が顔わるところのあの音楽が流れる。

 

4.ジェニエニドッツ~おばさん猫

 最初にマンカストラップが「優しいおばさん猫、名前はジェニエニドッツ。毛皮はまだらでトラの縞模様。座り続けている朝から晩まで、あんまり座り続け動けなくなっちゃった。横着しすぎた罰だ。」って座り続けているジェニエニドッツを紹介する。

 「いえ!誰も知らないことだけどうち中全部寝静まるとおばさん腰上げ動き出す階段すり抜け地下室へネズミたちに会いに行くの」って踊るジェリーロラムとジェミマとタントミールの3人と「いつも暴れてうるさいからね」「いつも不潔できたないからね」というジェニエニドッツがかわいい。

 そしてやらせてみせる話大掃除おーって電子レンジでタップダンスの指揮をしている時マンカストラップとミストフェリーズが懐中電灯を照らすのがいい。

 「素晴らしいおばさん万歳」「ありがとう皆さん!」っていうラストほんと好き。

 

5.ラム・タム・タガー~つっぱり猫

 唐突だけど、左からでてくる。

 ラム・タム・タガーとは超自由気ままな猫なのだがどこまでも自由。歌詞を見るとよくわかる。

 「欲しいものなど何もない」「住むところなんていらないよ用意をしても蹴飛ばすだけだ、ご親切だが願い下げだぜ」「誰が呼ぼうと振り向かぬ」「表の時は裏側さ、帰ったとたんに出かけちゃう閉じ込められると突き破る黙ったまんまで大騒ぎ」「信じるものは何もない」「逆らい癖がしみついた、寒い時には裸だぜ熱い時にはたき火する不愉快ならば上機嫌気が向くときしか気が向かぬ」「どんなことにも耳貸さぬ機嫌とるのは無駄なこと」「さわりたくてもさわらせないぜ」っというような何とも言えない猫で…。

 おい、男性たちから「厄介」って言われているぞ大丈夫かwww

 いや、他の猫は何って言っているのかというか「すねもの」「きどりや」「やっかい」「つっぱり」「変わってる」「おかしい」「こなせない」

 でもラム・タム・タガーも言っているようにそんなあまのじゃくな生き方も彼なりに楽しんでいるご様子。何よりでございます(笑)。

 ていうかさ、女性を結構簡単に誘っていた今回のラム。

 そして「忠告なんてそいつは御無~御無~御無用」のとことでラストメス猫にキスしたかなんかで卒倒してたな。

 

6.グリザベラ~娼婦猫

 暗い音楽に変わる。

 威嚇したりわざと手を指し伸ばしたりしてひっこめて揶揄うのがかわいそうで見ていられない。そしてシラバブの様子もまたなんとも見ていられない。

 「ごらんよはじらい戸惑い近づいていく子のみじめな私を、引き裂かれたコートひきつれた頬こみあげる涙払いつつ微笑みかける」っていう歌詞のきれいさと悲しさだよね。

  ジェミマとジェリーロラムがここは主に歌っているんだけどジェニエニドッツが出ずっぱりだから大丈夫かなーとか思ってしまう。

 「盛り場をうろつく年老いた娼婦、薄汚い裏町をふらふらとさまよって取り囲む人たちは嘲りの目で見ている“まだ生きていたのかい”“えっグリザベラあのむかしの”グリザベラはグラーマーキャッツ“まさか本当にこの女が”グリザベラだったとは」

 ここは歌詞だけで本当に切なくなるんだけど実はここと対比してみるとまたメモリーが泣ける。

 

7.バストファジョーンズ~大人物?

 いきなり光が当たって目の前から出てきてびっくりしたよバストファージョーンズおじさんww

 「粋でキザつややかな毛並み」なんだけど最初はどの猫もこのおっさんを持ち上げるのよ。「行きつけはメンバーズクラブ飾り立てた身なり、彼が街にお出ましになきゃたちまち目を引く」「街一番の金持ちで政治が大好き、お目にとまると恐縮です」ってな感じで。

 そんな感じでみんなよいしょしちゃうからさ「わしは今度頼まれたんだよ政府の委員をね内需拡大これこそが今日の最大課題」とか調子乗っちゃうわけよ。

 いままでさんざんあげてたのに「食いしん坊毎日宴会、ごらん見事な肥満体コレステロールの固まり」「豊かな人生」「日毎に太るだけ」「スポーツクラブに入ったよ超一流のクラブ、これがわしの生き方なのさ」「金と力がね」ってこけおろすジェニエニドッツがまた笑えている。

 まぁ大人物なんだろうね。

 

 雷が鳴ってマキャヴィティが現れる。

 

8.マンゴジェリーとランぺルティーザ~小泥棒

 洋服を脱ぐ。

 曲が変わったけど前の方がいい、圧倒的好み。

 マンゴジェリートランぺルティーザは悪名高いカップルなのよね。

 まぁそんな二人はマキャヴィティに比べちゃ圧倒的に可愛らしいカップルなのよね。

 「窓が細めに開けられて地下室が荒らされて赤い屋根の瓦がはがされて落ちていたりする、引き出しが開けられてシャツが一枚消えたらまたガラス細工の指輪なくしたなら」「盗みこそどろかっぱらい」「家族が食事に集まり豪華に栄養をつけようと骨付き肉を注文するとコックが出てきて言う、すまなそうに泣き声で『すみません明日にしてください、肉がオーヴンから消えました』」「台所や食堂で大きな音が聞こえて社債で大事な花瓶の割れる音がしたときは」…マンゴジェリートランぺルティーザふたりの仕業は泣き寝入りですよね…。

 でもこの2人とは違う「疾風のように現れ疾風のように去っていく」キャッツなんてマキャヴィティぐらいなのでは?

 終わってみんながでてきて追い詰められる。

 

9.オールドデュトロノミー~長老猫

 オールドデュトロノミー気配がわかるのすごい。

 「愛する妻の笑顔」とか「夜明けが続いていることを」とかの歌詞すごく好き。

 「ぼんやり夢を見ていた一日が今日も終わる」しかパートがないんだよオールドデュトロノミー。

 

10.ランパスキャット~けんか猫

 舞踏会の前にランパスキャットの話をしよう?だっけ。

 なんかキャッツファンだから知っているけどいつ変更になったんだろうって。

 ワンキャンワンキャンがかわいい。

 

11.ジェリクル舞踏会

 ジェリクルキャッツはころりころころとかジェリクルキャッツの比喩が続くけど黒と白の黒がマキャヴィティなのめっちゃうける。ジェリクルムーンの月の出をってあったけどまだジェリクルムーン出てなかったっけ?

 みんなが前を向いていて、タンブルブルタースとカッサンドラふたりで歌うとことめっちゃいい。

 クルクルと回っている中にグリザベラが入れないのがなんとも悲しい。

 そして最後に真ん中にでてきて男性陣でカウントとってポーズ組むところめっちゃ好き。

 

12.メモリー

 グリザベラがやってくる。シラバブはとめられる。

 引き裂かれたコートとグリザベラが歌う。

 昔を懐かしむかのようにダンスするグリザベラを見守るオールドデュトロノミー。

 

アクト2

 

1.幸福の姿

 暗くならずいろんなところから出てきて歌が始まってやっと暗くなる。

 私この曲めちゃくちゃ苦手なのよね…「幸福の姿束の間に消える、永遠の幸せ望むなら心に深く求めるのだ、そして思い出を辿って甦り新しい形で生まれ変わった命こそ本当の幸せの形なのだ、もう永遠に変わらず永遠に似てない」ってジェリクルの命の事かしら?

 シラバブをそっと立たせて「ムーンライト仰ぎ見て月を思い出を辿り歩いてゆけば出会えるわ幸せの姿に新しい命に」ってメモリーを一同で歌う。

 そっかここで幸せの姿なのかぁ。

 

2.ガス~劇場猫

 それからちょっと明るくなる。

 椅子に座っているアスパラガスと支えるジェリーロラム。

 「ガスはおちぶれた芝居猫いつもたたずむ楽屋口、本名はアスパラガス野菜みたいついめんどうだから呼び名はガス」「毛並みは荒れてやせ細り老いさらばえて震えてる、かつてはすごい二枚目だったとさそのおもかげは今いずこ」

 「ほほえみながら目を細めて『昔はよかった』とつぶやく小屋の近くの安い酒場で仲間に奢られ話し出す、振る舞い酒に酔っぱらい調子に乗ってとめどなく『俺は大スターとも共演したその人気は並外れ俺が出ると声がかかる待ってましたガス大統領歴史に残る名演技これが炎の野獣だぜ』

 「あらゆる役を演じ分けて七十の長台詞をならべながら即興台詞でしゃれのめし大みえ独白お手のもの、この背中この長いしっぽそのしなやかな身のこなしみんなはうっとりみとれてた声の響きにしびれてたまなざし浴びて震えてたとにかくすごい評判だった、子供たちにもおおもてさあちこちの小屋をかけもちこれぞ炎の野獣だぜ」

 「そうシェイクスピアの芝居で『猫の手も借りたい』という台詞ききつけ飛び出し舞台に立ったこともあるそうナ」

 「近頃の役者不真面目だ芸もなければ技もないろくに稽古もやらないでスター気どりは許せない」「前足で体をかきながら」「近頃劇場も落ち目だな、今の芝居は面白みがない俺の時代は段違い、歴史に残る名演技これが炎の野獣だぜ」

 「喝采あびた当たり役この世の名残に見せようか、皆が見たがる大芝居血が凍るようなトラ男、やろうかグロールタイガーおのぞみならばみせようかみせようかみせようか」

  この歌詞は今年めちゃくちゃ考えさせられたなぁ。

 みんな眠そうな中ゆったりと穏やかにジェリーロラムが見守っているんだけどその優しいこと。

 

keiko1203.hatenablog.com

 

 この前こんなブログ書いたばかりなんだけどうん、やっぱり昔がよかったと郷愁に満ちた気持ちで見つけるのがよく伝わってさ…。

 

3.グロールタイガー~海賊猫の最後

 上から降りてきて4人が出てくる。その4人が語るグロールタイガーの様子が「すさまじい暴れ者」「並ぶものとてないならずもの」「悪事の限りをやりつくしたのさばりかえっている男伊達」「世をはばからぬ無法者」「毛皮はボロボロにすり切れてすでに片耳はかじられて片目で浮世を睨んでる」「悪名天下にとどろいてる名前聞くだけで震え上がる現れると皆閉じこもる」「カナリヤ飛び出し餌食になる愚かなチンも八つ裂きになるハリネズミだって踏みつぶす」いや怖いよ~。

 そんなマンカストラップやミストフェリーズら「荒くれ手下ども」からボロクソに言われるグロールタイガー様なのですが「さて悩ましき夏の夜月の光に誘われながら波はふらふらと波間に揺られグロールタイガーふとセンチメンタルに」なってしまったようです(笑)。

 そして「キエーラ」「ミ・アモーレ」「ソノークゥイ」といってグリドルボーンが出てくるけどピンクの部屋から出てくるところがきれい。

 そして「ひたすら慕うは君が面影」とかでグロールタイガーとグリドルボーンがいい幹事の所になっているところで「ひそかにしのびよるのはシャムネコ軍」といいところででてくる。

 そして一番いい「グロールタイガー私に心奪われ」愛する人に心許して」「うっとりしびれて油断しきった」ってところでも「月の光にギラギラ青い目ジリジリ迫るはシャムネコ軍物音も立てずにしのびより愛のデュエットいい気なものだ」なんていってくる。

 でも次からの歌詞が本当にアラビアンナイトのようにきれいなんだよね。「類まれな麗しのこの夜に君は美しく優しく艶やか、君の香りにわが心しびれてはかなきこの恋よ」「月よ星よさぁ見ていておくれこの胸のときめきが分かるだろう夢のような幸せなひとときにあぁ海賊だって思わず今宵はセンチメンタルジャーニー」「この胸のときめきが分かるだろう、このときめきは二人だけのもの」

 でもシャムネコ軍がじりじりせまっているしグリドルボーンは「素知らぬ振りですぐ逃げ出した」のに肝心のグロールタイガーは「おそらく無事に逃げのびただろう」とか言うし…グリドルボーンってなんだったのかな?シャムネコに買収されてグロールタイガーをハニートリップにかけたのかなって今でも思うんだけど…。そうしている間にグロールタイガーは「刃のうずにかこまれた」んだしね。

 私子どもの時グロールタイガーはどうして死んだんだろう?ってずっと思っていたんだけど今から思うと「やむなくついにみずから身を投げた」んだね。荒くれ手下どもどうしたんだww?

 「その知らせが届くと大歓声岸辺でお祝い大パーティーのところで横を通って後ろから旗を持って出てくるんだけどびっくりした。「シャムネコ本場のバンコック旗を振って記念日作られた」んだって。

 ガスが「今の芝居もいいけれどくらべものにはならないね、俺の時代は語りぐさ」と懐かしむ。

 

4.スキンブルシャンクス~鉄道猫

 私の永遠の推し猫の1人(ミストフェリーズとスキンブルシャンクスが好き)、そして私が唯一カラオケでみんなの前で歌える曲。

 「スキンブルシャンクス」「鉄道キャッツ」「夜行列車のアイドル」「皆様もうご存知ですか夜行列車の素敵な旅あのスキンブルとともに思い出作る快適な旅を」ってなるけどアスパラガスの雰囲気と違って曲も光もめちゃくちゃ明るくなって雰囲気がめちゃくちゃ変わる。

 右上からスキンブルが出てくるんだけどとってもかっこいい。「車掌もポーターも駅長もみんなあちこち探すおいスキンブルはどこだ奴がいないと出発できないよ、楽しい旅も悲しい旅もいい日旅立ち合言葉、列車に乗るのが僕の生き甲斐大好きなのさ青い目キラリ輝けばシグナルは青明日に向かってさぁ出発進行!」明るい…どの猫よりも前向きで明るい。

 寝台列車取り仕切るのはこの僕なのさ運転手から車掌迄もすべて僕が見張り役、社内の通路くまなく回りお客の顔を見て回る目と目が合えばすぐさまわかるみんなの気持ち、うるさくなるのはお断りさその目はしっかり語っているやくざなやつもその目を見ると大人しく愛想笑い、おかげでみんな安らかにゴトゴト揺られていい夢見ながら一緒に楽しい旅ができる」と一列のなったり横一列になったりするけどマンカストラップがやくざものでしっぽ荒々しいのに苦笑いするのいい。

 「個室の特別秦代はまたなかなかいいもんだベッドは広くきれいなシーツゴミも落ちてないよルームライトは調節自由ボタン一つでOK暑い夜にはさわやかな風ああ寝心地抜群だ、やがて車掌がノックし明るい声で『モーニングティーは薄め?』『濃いめ』車掌の後ろにはスキンブルがいつも控えて聞いているさ、ネズミたちもゴキブリもスリさえいない、だってスキンブルがいる限り奴等は乗りこめないのさ全てスキンブルのおかげさ夜行列車のキャット」 

 そしてみんなで汽車を組み立てて夜行列車の旅は素敵暗闇の向こうにほのかにかすんで見える優しい街明かり、思い出を道ずれにしてゴトゴト揺られて夢見るうちに聞こえてくるよ明日の訪れ、目覚めたその時両手をひろげ僕を迎えてくれるよひかりに満ちた素晴らしいあささあ終着駅だ、そして茶色のしっぽをふりふりさよならまた会おうきっと必ず会えるよ夜行列車のキャット」ここの歌詞キャッツの中でもホント好き。楽しいし可愛い。よき。

 しっぽをふりふりしているのがいい。そしてのためかたもすき。

 

5.マキャヴィティ~犯罪猫

 のんきに続けていたら雷が鳴ってマキャヴィティが現れすぐ横を通ってオールドデュトロノミーを連れ去ってしまう。

 マンゴジェリーとグリドルボーンが悪役に上がる。マキャヴィティとは「あらゆる法則を破り続ける無限の力を秘める男」「まなざし鋭く渋みの男ひたいには深いシワが刻まれ飾らぬ身なりはほこりまみれ身のこなしはまるで蛇のよう」「地獄の花形悪徳の化身」「時には装う神様の姿」「ナポレオンオブクライム」などまぁまぁさんざんないわれよう。でもマンゴジェリーやグリドルウボーンがみんな小物っていうからね。

 「宝石箱が壊されてしまった」「次は倉庫だ破かれてしまった」「犬が一匹引き裂かれた」の犬が一匹の不協和音が気になる。

 最後はみんなで踊る。

 

6.マキャヴィティとの闘い

 戻ってきたオールドヂュトロノミーが偽物だったからみんなで戦う。気づくのすごい。振り落とされたりしながら必死に。

 最後は右上で光って逃げてしまう。

 

7.ミストフェリーズ~マジック猫

 めちゃくちゃひっそりする。明かりもない。

 彼に助けを呼ぼうとラムが「最高の天才児ミスター・ミストフェリーズグレイトマジシャン驚いたもんだ素晴らしい奴さマジカルミスターミストフェリーズ、大人しくて小さな可愛い黒猫さ小さな隙間もするりと抜け出せる細いロープの上も踊りながら渡る手品もやるし軽技師のマネお手のものその鋭い目つきすばやい指さばきサイコロを扱いカードもこなすさ挑んだ奴等はたちまちのうち裸にされるどうだい?」って。

 ミストフェリーズがLEDでおりてくる。でも本人は「みんな僕のことを魔法使いというけれど変わったことはしてない自然に振舞うだけだ屋根の上にいると暖炉で声がする庭で昼寝をしていると寝息は家の中、音を鳴らしていると雷が鳴りだすいつか夜を招き星空を作ろう」…いやすごいよ「きっと彼はオールドデュトロノミーを探せるぞ」っていうのもわかる。

 凍らせたりマジックがすごいしやっぱりずっと回転するフェッテがやっぱりすごい。

 マントで猫を隠してオールドヂュトロノミーをよびだし、またその猫も呼び出す。

 「おっどーろいたもんだすーばっらしいやつさ」で下まで降りてきてくれる。でもこの歌い方やっぱりすごく気になる。

 

8.メモリー

 「デイライト夜露をはらい花は蘇るひまわりのように待とうよ夜明けの彼方から現れる明日を」

 入ってくるんだけどまたそうやってわざと避けたりするようなことしないで。

 マンカストラップがどうなるものかと見守って最後は威嚇しないようにとめる。

 「メモリー仰ぎ見て月を思い出を辿り歩いてゆけば出会えるわ幸せの姿に新しい命に、メモリー月明かりの中美しく去った過ぎし日思う忘れないその幸せの日々思い出よ還れ、街の灯は消え去り夜の終わりが古き日は去りゆきつつ夜明けが近づく、デイライト新たな命を日はもう昇るこの夜を思い出に渡して明日へ向かうの」

 「木漏れ日は輝き光が溢れる華のように朝が開くシラバブが最後すがりいてそれでみんなで縁になってあなたがどうぞという。

 「思い出は去る、お願い私に触って私を抱いて光とともにわかるわ幸せの形がほら見て明日が」

 やっぱりキャッツといえばこの曲なんだよね。

 

9.天上への旅

 オールドヂュトロノミーと上に上がり下りてきた会談で上に上がる。

 「昇れ天上へ光浴びて行くのだ」「ジェリクル集いて喜び讃えよ永久の命に輝き光浴びる今宵」そっか…今度は喜び歌えよじゃなくて喜び讃えよなんだ。

 っていうかなぜグリザベラが選ばれたのかいまだに分からない。みんなが譲ったから?

 

10.猫からのごあいさつ

 「いかがです皆様猫の生き方は大いなる心を持ち誇り高く強く生きているでしょうもうお分かりのはずとても似ているあなたととても似ているあの人ととても似ている人間とさあ猫にご挨拶を忘れてはいけない猫は犬にあらず

 「猫にはひとつのルールがあるこちらからは話しかけないだからあなたの方から猫にまずご挨拶をでもなれなれしい口をきくと退けられる、まず猫に出会ったならば敬虔な気持ちでオーキャット!、これこそが猫への正しい礼儀なのだ信頼受けるためにはしばし努力してほしい捧げものを贈るとか心に語りかけて信じられる時が来る必ずその時が来るその時あなたは猫を唯一の名で呼べる

 「猫は求めるのだ唯一のその名を、猫は求めるのだ高貴な魂を、猫は求めるのだ大いなる心を、猫は求めるのだ唯一のその名を」

 

 カーテンコールはスキンブルシャンクスのメロディーとミストフェリーズのメロディー。

 そしてグリザベラが一人残って礼。

 「いいからっさっさといってよ」ってミストフェリーズかマンカストラップがオールドヂュトロノミーをおいやる。

 ラムタムが最後ががんばる。

 

 ってな感じでグッズを買って外に出ました。

 バッグとか買う気なかったけどやっぱり10000回記念だと買っちゃうよね。

 あとは定番のプログラムとクリアファイルとキーホルダーを購入。

 

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 初めてCATSシアターきたけれど今度は白い猫っていうのがほんと逆に新鮮だよね。

 

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 そして隣にはライオンキングの夏劇場があるし。

 

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 そして大井町の駅にに戻るにもこんな感じでかかってました♪

 

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 次見に行くのはいつになるのかなぁ。

 飛行機が遅延して間に合うかどうかわからないさんざんな到着だったけどその後もジャニーズファミリークラブやら錦糸町やらジブリ美術館やらディズニーランドやら楽しい東京旅行でした!!やっぱり私は24匹の猫がダイスキデス。今回はガスに思いっきり感情移入しちゃったけれど次見るときはどの猫に新しく色々感じるようになるんだろう?

 改めて日本上演10000回達成おめでとうございます、これから何十年も大好きな24匹の猫が愛されるようになりますように♪

 

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