こんなブログを書く気などつゆほどもなかったが思いが新鮮なうちに書いておく。
いや、本当に「ロミオ&ジュリエット」の古川雄大ロミオがめちゃくちゃかっこよくて惚れかけてしまっただけの話である。でもこんなにはまるなんて久々の経験なのでここに記録しておこうと思う。
さて、ここからが私の本題である。
なぜ私は軽い気持ちで見たものが破滅のはじまりだと分からないのだろうか。
何気なく見ていたドラマでたまもりゆうたという7文字ときすまいふっとつーという文字を初めて知った反省があるじゃないか(彼に恋したのは一夜の過ちだと繰り返して何年たったことか)。
ということで今から書くブログは勝手に私が萌え散らかしたシーンだけをたまに歌詞とセリフを文字おこししてあらすじというよりむしろネタバレありでの感想をミュージカルナンバーごとに抜粋して書く。私のレポは基本的に感情と事実を書いたかなり長いものだけど今回は感情のままに書き殴っていこうと思う。書き起こした歌詞が間違っていたらごめんなさい。
てかもはやほとんどロミジュリのセリフ文字おこしと歌詞おこししているから簡単な小説やん。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2019)スポット映像
制作発表パフォーマンス披露 - ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2019)
ACT 1
序 序曲
死が出てきて映像が投影されている。戦争とか爆発とかだけど曲は穏やか。
第1場 ヴェローナの市庁前広場
死がダンサーたちを復活させる。
バイオリンに戦争の映像が投影されているのがきれい。
諍い
男性が下で諍いを起こしていて女性は上から見守っている。
キャピュレットの女性セクシーで綺麗だなぁ。
しばらくして女性が下に行きマーキューシオとベンヴォーリオ、ティボルトが出てくる。ティボルトの不敵な笑いがかっこいい。
「くたばれキャピュレットヴェローナの覇者は我らモンタギューの守護神ドラゴンだぁ」のマーキューシオの言い方がチャラい。その先別の平間くんの舞台を見るからこそわぁちゃらいと思う。
上から手を振るマーキューシオがちょっと狂気。
ティボルトがエロい。
「モンタギューのリーダー、ベンヴォーリオとマーキューシオ。もてあますエネルギーを喧嘩に使う」
ベンヴォーリオ:「たとえ軍隊が止めに入ったとしても」
マーキューシオ:「俺たちは戦いをやめたりしない」
「キャピュレットのリーダー、ティボルト。いつ切れるか知れない危ない男。」
ティボルト:「法律なんて気にしない俺には無用さ俺の強い味方それはこのナイフ。」
ベンヴォーリオが暴力的だとやけにときめいてしまう…達也くんかっこいいわ。
上から出てくる死が怖い。
しばらくして両親がやってくるけれど止めようとはしない。
「俺を呼んだぁ?伯父上」の柄が悪い。けだるそうな平間くんかっこいいよね…。
とりあえずモンタギューとキャピュレットは引く。
第2場 ヴェローナ市街(モンタギュー家外)
憎しみ(キャピュレット夫人、モンタギュー夫人) La Haine
キャピュレット夫人がタバコを吸ってその息をティボルトに吹きかけるのはどういう性癖で…?っていうたばこをティボルトに持たせるなよ。そしてそのたばこをティボルトも吸うなよ。
死が怖い。
「ベンヴォーリオ」
「はい」
スマホを慌てて住まう。
「今朝の諍いのロミオはいなかった。あなた知らない?」
「1時間ほど前城壁の外の森をうろうろしている姿を見かけました。」
「森を?」
「はい。僕が『ロミオ!』って呼ぶとプイっと向きを変えて森の奥に消えてしまった。ふっ、アイツ一人でぼーっと考えていることが多いから、あぁ、邪魔しない方がいいだろうと思ってそれ以上追いませんでした。」
「追わないでくれてよかったわ!!」
「え?」
「あの子が争いに巻き込まれずに済んだんだから。」
「はぁ。」
「ベンヴォーリオ、たまには役に立つときもあるのね」
「ふっ。シニョーラ、ロミオはたとえ僕が殺されかけてもぎりぎりまで手を出す男じゃない。しつけがいいから。」
「その通り。親友ならロミオを見つけ出して早く帰るように言ってちょうだい。外をうろついてキャピュレットの連中に絡まれでもしたら。はぁ…。」
去る
「あーあ、了解。はぁ、過保護なおふくろさん。でも確かにロミオに今朝のことを教えてやらないと危ないか。よし(留守番電話に接続しています。)あぁもういったいどこを探せばいいんだ。みんなに一斉だ。『ロミオが行方不明、皆で探せ』送信っ。」
だがロミオって言ってふぃってするロミオもロミオ。なぜスマホを持っている。
第3場 キャピュレット家の内外
いつか(ロミオ、ジュリエット) Un Jour
下手から出てくる古川くんが超かっこいい。
振り向いた時の笑い方青い衣装私を殺す気か?
「女たちは僕のことを追いかけてく何をしなくても遊びならば何人かと付き合ったけれど虚しいだけどこにいるの本当の恋人僕のためだけに生まれてきた人」
マッテ…ソノガンメンデナンニンカトアソビデツキアッタノ…いいなぁ。
「私はまだ何も知らない16の乙女だけれどでも分かるの私を待つ素敵な恋の冒険愛がなければこの世は闇よ早くその人に巡り合いたい」
「いつか出会えるその日必ず来る」
「いつか出会えるその日音を立て近づいている」
「いつか出会ったとき必ずわかるいつか夢に見ていたあなたこそが永久の愛を誓う相手と2人見えない糸で結ばれたとえ天に召されようとけして消えることはない」
「永久の愛を誓うたとえ天に召されようとけして消えることはない」
「いつか」
「出会う」
最初ロミオが下だったんだけどロミオが上になってジュリエットと一が逆転する。
まだ見ぬ恋人って…
「ヴェローナ中の女をキャーキャー言わせておいて全員ふりたおしたお前が?で、相手は誰なんだ?」
ベンヴォーリオ…心から賛成するよ。
第4場 キャピュレット家のホール
結婚の申し込み(キャピュレット卿、パリス) La Demande en mariage
ティボルトが嫉妬する。
「お前こそまともな仕事に就いたらどうなんだ」は正論。
ティボルト(ティボルト)
「自分を殺して生きてきたけれど抑えきれないこの胸の思いに好きなんだジュリエットいとこ同士の愛だと子供のころから好きだったティボルト俺はティボルトキャピュレット守るさだめティボルト俺はティボルトこの恋さえも諦めるのかティボルト俺はティボルト孤独を抱いて生きろというのか俺はティボルト」
これで嫉妬するキャピュレット夫人もキャピュレット夫人…。
第5場 ジュリエットの居室
結婚のすすめ(乳母、ジュリエット)
「私まだ恋したこともないのよ?」っていうジュリエットは可愛い。
ウェディングドレスを突き返すジュリエット。
涙の谷(キャピュレット夫人)Tu dois te marier
「輝く肌を見せておやりジュリエットお前を求める男に降伏と引き換えに」ってなかなか生々しい歌詞だよね。
自分が不倫の子とか言われたらやめてっていうよね。
結婚だけは(ジュリエット)
「愛してない人と結婚するなら尼寺へ行くわその方がましよ結婚だけは好きな人としたい諦めきれない」
神さまに祈ったら仮面舞踏会でロミオと会えたんだね。
第6場 ヴェローナ市街
世界の王ブリッジ(マーキューシオ、ダンサー)
楽しそうなところに相変わらずガラの悪いマーキューシオが
「ロミオを見たやつ誰かいる」「いない」
「ロミオはどこどこ連絡取れない彼女ができたとか」「え?ないない人違い」
「どこだロミオどこだロミオどこだロミオどこだロミオあーどこだー」「既読スルー行方不明」
ロミオ:「さっき会った」
マーキューシオ:「それでーお前置いてきたのか」
ロミオ:「ああ」ロミオ…。かわいそうなベンヴォーリオ…。
マーキューシオ:「ありぇねぇなぁ。アイツお前のマブダチだろ?今までお前が置き去りにしてきた女たちとは違う」
ロミオ:「やめてくれよ僕は誰も置き去りになんかしてない」
マーキューシオ:「いやそれはどうかなぁ」
「ロミオ」と言って倒れるベンヴォーリオ。「誰かAED」と言っている間に打ち合わせる。
マーキューシオ:「なぁロミオmouth to mouthしろ。人工呼吸だ。こうなったのもお前の責任なんだからな」
ロミオ:「わかった。ベンヴォーリオ、すまない」息吸うロミオ。
マーキューシオ:「ロミオーおまえ本当にだまされやすいよなぁ。そんなんでモンタギューの跡取りが務まるのか?」
ベンヴォーリオ:「いいやロミオはヴェローナの帝王になるんだ心優しい王様にな」
ロミオ:「違うって。王になるのは俺たち全員だ。俺たちは誰にも支配されない、俺たちの王は俺たちだ」
世界の王(ロミオ、ベンヴォーリオ、マーキューシオ、ダンサー) Les Rois du monde
最初古川くんが2列目なのがかっこいい。
おそらく1幕じゃとっても明るい曲よね。
死が見つめているのが怖い。
マブの女王(マーキューシオ、ダンサー) La Folie
冒険だよというマーキューシオに「お前が吹き込んだのか」みたいな顔をベンヴォーリオに向けてするロミオが可愛い
マーキューシオ:「敵の女と踊って口説き落とすその気にならせて最後に捨てる」
ロミオ:「僕はそんな遊びはしない」
恋の火遊びを覚えろよと言われながらもノリノリのベンヴォーリオをロミオ。
「分かったお前たちが暴走しないように見張りに言ってやる」
僕は怖い(ロミオ、死) J'ai peur
ひとりになるけど明るい照明の中一面黒服の死が後ろにいるのが恐ろしい。
「君たちと僕とは兄弟より親しい共に遊び笑い青春駆け抜けるだがふとよぎる何か知らない影が後に残る気配はいつか来る死の影
僕は怖い隠さず言おう死ぬのが怖い僕らの背中にそっとしのびよる陰僕は怖い僕は怖い明日突然友達が消えて世界が闇に閉ざされたら
そう友よ聞いてくれ僕には見えるんだ無頼と放蕩に明け暮れたその先に待ち受ける何かは明るい夜明けじゃないいつか来る終わりが僕には見えるんだ
僕が怖い君が爪弾くギターの音色風に流されて消えていくのが怖い僕は怖い怖い神の怒りに触れた者たちが追いやられる行く先が
僕には分かる何かの終わりが訪れる始まっている僕は怖い怖い」
歌詞もいいけれどペアダンスも表情も全てがいい。
第7場舞踏会
舞踏会A Le Bal
ジュリエットが真ん中に来る。
①仮面をかぶって最初にジュリエットをからかうマーキューシオが乳母に追い払われる
ここのたらしなベンヴォーリオ大好き。そしてジュリエットを自分の方に強引に向かせようとするところ好き…なおこれがロミオ以外のモンタギューとの最初で最後の絡み
②ティボルトに挨拶して追い払われる2人
③乳母に挨拶されるジュリエット
④婦人とティンボルトが踊る
ここであんなに好青年そうなベンヴォーリオとマーキューシオが敵の女性と軽々と踊っているのがめちゃくちゃかっこいい。
⑤パリスとジュリエットが引き合わされ乳母が盛り上げるが指輪を出した瞬間逃げられその様子をマーキューシオが動画に撮る
⑥階段から楽しそうに見つめるロミオ
このロミオがひたすらかっこいい。
⑦ティボルトがジュリエットを逃がして踊る
⑧モンタギューの3人つるむ
⑨乳母がジュリエットの居所を教えティボルトとパリスが一触即発
⑩そんなティボルトをからかうベンヴォーリオを止めようとするが逆に突き飛ばされジュリエットとぶつかる
ロミオ:「あっ失礼。大丈夫…大丈夫ですか?」
ジュリエット:「ええ」
パリス:「どきたまえ」
⑫パリスに追い払われる
⑬夫人がティボルトに絡むんで踊るが見つめ合う
⑭夫人を追い払ったティボルトと、パリスがそれを見てロミオがパリスとティボルトに突き飛ばされるがパリスはベンヴォーリオが仕返ししてくれる
⑮階段で見つめ合う
⑯ロミオが手を伸ばす
天使の歌が聞こえる(ロミオ、ジュリエット) L'Amour heureux
ロミオとジュリエットがマスクをとる。
「マスクの下の瞳の輝き僕のこの胸を射抜いて身動きさえできない」
「マスクの奥の声の響きが私のこの心を震わせる呼吸さえも苦しい」
階段あがって下がってお互い近づく。
「天使の歌が聞こえる神がめぐり合わせた」
「天使の歌が聞こえる約束の出会いだと」
「刻む鼓動強くこれが愛」
「なぜか涙がこぼれるのこれが愛」
ロミオが上、ジュリエットが下になって行き違う。
「天使の歌が響く愛し合う喜びを分かち合う君と遂に出会えた」
ロミオがジュリエットにキスしようとして驚いて逃げる。上と下に行くけど嬉しそうな顔。
ここの古川くんの嬉しそうな晴れやかな表情好きだなぁ。かっこいい。
「天使の歌が響く愛し合う喜びを分かち合う君と遂に出会えた」
ロミオがジュリエットにキス。
舞踏会B Le Bal 2
乳母:「ジュリエットさま!!ちょっと邪魔」
ロミオ:「ジュリエット…?」
ティボルト:「お前はモンタギューのロミオ…!?なぜここにいる?」
胸ぐら掴まれるロミオが可愛い。
マーキューシオ:「神のお導きだ、行け!!」
ベンヴォーリオがティボルトを突き飛ばしマーキューシオがロミオを押し出すがティボルトは逆にベンヴォーリオを突き飛ばす。
ジュリエット:「ばあや、お願い。あの方のお名前を聞いてきてちょうだい」
マーキューシオ:「おい、ティボルト」
ティボルト:「マーキューシオ」
ベンヴォーリオ:「バカ、やめろ」
キャピュレット卿:「ティボルト、何事だ?」
ティボルト:「モンタギューの者が忍び込んでいました」
キャピュレット卿:「なんだと?」
ティボルト:「ジュリエットにちょっかい出していた」
キャピュレット卿:「しっパリスに聞こえる」
ティボルト:「相手はモンタギューのロミオですよ」
キャピュレット卿:「何回言えばわかるんだ。お前は私の甥だ。そしてこのキャピュレット家の跡取りだ。今はジュリエットが無事なことだけ考えるんだ」
ティボルト:「しかし伯父上」
キャピュレット卿:「うるさい」
それを傍で聞き階段をのぼる乳母。
乳母:「お嬢さまお嬢さま」
ジュリエット:「わかったばあや?」
乳母:「とんでもないやつです。ロミオですって!!」
ジュリエット:「ロミオ?」
乳母:「にっくきモンタギューの…敵ですよ」
ジュリエット:「やめてー!!」
ジュリエットがパリスから逃げる。
キャピュレット卿:「さぁさぁあちらでキャピュレット家のワインをお召し上がりください。皆さんもどうぞ」
本当の俺じゃない(ティボルト) C'est pas ma faute
ティボルトがキャピュレット夫人のことを取り合わない。
「子供の頃は夢を見た勇気溢れるヒーローになってドラゴンをやっつけて捕らわれのプリンセス助け出す
だが大人たちは植え付けた憎しみに満ちた苦い種歪められた正義心逃れることなく染められた俺の心のうちだれか知るだろうか
本当の俺じゃない俺が何をしても大人たちが仕向けたんだ本当の俺は違う復讐の手先なんかなりたくなかったんだ
憎しみは俺を突き動かし気が付くと拳を握り上げ戦い始めてる誰も止められない
子供の頃には戻れない俺を変えたのは大人たち今の俺を救えるのは愛する君だけそうジュリエット」
強い味方のナイフはいつも一緒なのね(笑)。
イベントでロミオが歌っていたのがよかったなぁ。
第8場バルコニー
バルコニー(ロミオ、ジュリエット) Le Balcon
想像以上に月が大きい。崖の上のポニョか?
「待て。あの光は…あそこにいるのは…ジュリエット?」
ロミオが下から隠れて近づいて見守る。
薔薇の花を見ながら違うとふるようなジュリエット
「夜空の星たちがみんな微笑んでいる二人の出会いを祝うかのように
その名はロミオどうしてロミオなの?お父さまと縁を切りその名を捨てて
それが無理ならせめて私を愛して私もキャピュレットの名前を捨てるから」
バルコニーのこのメロディー本当好き。
この表情だよ。
「その名はロミオ」って言われて本当にうれしそうな…どうしてロミオなので本当にうれしそうに座り込むんだよ。幸せそうに。本当にかっこいい。
私を愛してで振りむいて見上げて、そして決意したようにはしごを昇っていくんだよね。
ジュリエット:「あっ…ロミオ?」
「恋人と呼んで僕の新しい名前だ僕はもうロミオじゃない君を愛している」
「どうやってここへ、見つかったら殺される」
きっとモンタギューのお姫様といいますか箱入り坊ちゃんが大事なキャピュレットの姫に手を出したらティボルトはおそらく激怒して殺しそうだしそうなる前にベンヴォーリオとマーキューシオが助けてくれるはず。
でも殺されると心配するジュリエットに余裕層に笑うロミオ好きです。
「恋の翼に乗ってすべて乗り越えた」
「薔薇という名の花は名前を変えても香りは変わらない名前に意味はない」
薔薇を持ちながら二人で歌うのが素敵。
「月に誓おう」
「誓うのはやめて月は姿を変えるあなたの愛も変わる」
ちなみに大野くんここで優しくゆっくり首を振るところがマジで王子さまだから見て…。
「変わらない愛をふたりで育てよう」
ロミオがジュリエットの手を握る。
「この恋のつぼみは美しく咲くだろう僕たちの愛の恵みを受けて」
ジュリエットが僕たちって言うとなんか違和感。
ロミオがジュリエットにキス。
乳母:「お嬢さま」
ジュリエット:「ばあやだわ、すごいくわー」
ロミオ:「ジュリエット結婚しよう」
ジュリエット:「え、なに?(ジュリエットさま)すぐ行くってばー」
ロミオ:「僕と結婚してくれ」
ジュリエット:「…(沈黙)。今……なんて言ったの?」
ロミオ:「結婚してください」
ジュリエット::「結婚?(舞い上がって腕を触る)」
ロミオ:「はい」
ジュリエット:「あはっ…(現実に戻る)私パリス伯爵と結婚させられそうなの」
嬉しそうにロミオに抱き着くジュリエット。いいなぁ幸せだなぁ。
ロミオ:「えっ!?あのっ家柄自慢のキザ野郎と」前をたたく。家柄自慢のキザ野郎っていうことは知っているんだ
ジュリエット:「結婚式…!!」(唐突に思い出す)
ロミオ:「結婚式?」
ジュリエット:「そう…式を挙げるの!!」
納得したようなロミオ近づく2人
ジュリエット:「夜が明けてもあなたの気持ちに変わりがなければ教えてちょうだい。いつどこで式を挙げるのか!!」
ロミオ:「…あぁ必ず、ロレンス神父様に相談してみるよ(ポケットを触る)君の携帯を教えて」
ジュリエット:「持ってないの」
ロミオ:「えっ!?」
ジュリエット:「お父さまが18になるまでダメだって」
乳母:「お嬢さまいったいどこにおいでで?」
ジュリエット:「今行くわー」
スマホをしまうロミオ
ロミオ:「なんとか、連絡する」
頷くジュリエットがロミオの手を握る。
ジュリエット:「千回愛していると言っても足りないくらいよ……おやすみなさい」
ロミオ:「はぁ…」
今にも後ろに倒れそうだけど前に手をつくロミオ
ロミオ:「君がいなくては千倍も辛い…そうだロレンス神父様の所に行かなくては」
階段を降り始めてるところにジュリエットがおいかける
ジュリエット:「ロミオー!!ロミオ、よかったまにあってこの薔薇を持って行って明日の朝乳母を使いにやりますまだあなたが結婚する気ならこの薔薇を彼女に渡して」
ロミオ:「この薔薇が枯れませんように」
ジュリエット:「あっ気をつけて」
ロミオはしごを昇ってキスする。
ロミオ:「おやすみ」
薔薇で投げキスをする。
そう!!ここの「おやすみ」が超イケボなんですよ!!
第7場ロレンス神父の庵
パソコンでアロマの作りを見ているロレンス神父。
上に十字架があるのかパソコン見ているのが何かシュール。
「それではエッセンシャルオイルの作り方をご紹介いたしましょう」
ロレンス神父:「何なに?ミネラルウォーターを注いで、ほい」
「ヒーターに点火します」
ロレンス神父:「はい。さてと、これで天然の睡眠薬バレリアンが出来上がるのを待つばかり。わぁあとは何だぁ?」
「ヒーターの温度を上げすぎないようにご注意ください」
「神父さま神父さま!」
爆発する
ロレンス神父:「誰だ」
ロミオ:「しん…ぷさま」
ロレンス神父:「ロミオこんな真夜中に何の用だ」
ロミオ:「神父様こそ何やってんですか?」
ロミオが椅子を持ち上げる。
ロレンス神父:「薬を作っているんだ」
ロミオ:「薬?ひょっとしてこの草で…」
ロレンス神父:「そうだ」
ロミオ:「神父さまいいんですか?神に仕える身でドラックなんて!!」
ロレンス神父:「違うって」
ロミオ:「だってこれ…大麻でしょ」
ロレンス神父:「これはバレリアン、ハーブ。薬草だ。私はアロマテラピーが趣味なんだ」
ロミオ:「アロマ?」
ロレンス神父:「いいかロミオ。天然のハーブには未知の力がまだ秘められている。昔からこのセント・ジョンズ・ワードはがんに効く言われこのベラドンナは麻酔薬として使われてきた。そしてこのバレリアンは睡眠薬だ。副作用なくよぉく眠れるぞ」
ロミオ:「眠ったら最後僕の願いは叶いません」
ロレンス神父:「いったい何の用だ、真夜中に懺悔か?」
ロミオ:「結婚式を挙げて頂きたいのです」
ロレンス神父:「モンタギューの結婚…?」
「はい」
あぁニートのベンヴォーリオがやっと落ち着く気になったか」
ロミオ:「違います」
ロレンス神父:「あぁじゃぁ遊び人のマーキューシオが小ギャルに引っかかった」
ロミオ:「いいえ、僕です」
嬉しそうなロミオ。
ロレンス神父:「お前が?」
ロミオ:「はい」
ロレンス神父:「はっはっはっあのけつの青い甘ったれ坊主が?確かにお前でかくはなったなぁ、で相手は?」
ロミオ:「ジュリエット」
ロレンス神父:「どのジュリエットだ?今までヴェローナ中のジュリエットを泣かせてきたんだろ?」
ロミオ:「いいえ、僕のジュリエットはヴェローナにただ一人。キャピュレットの娘です。」
前を向いて言うロミオ。
ロレンス神父:「今何と言った?私の耳に間違えがなければキャピュレットと」
ロミオ:「その通り」
ロレンス神父:「で、お前の家は?」
ロミオ:「モンタギュー」
ロレンス神父:「お前は自分が何を言っているのか分かっているのか?」
ロミオ:「わかってます」
ロレンス神父:「何代もわたって争い続ける両家が結婚。ありえない」
ロミオ:「僕たちは愛してあっているんです。」
ロレンス神父:「本気か?」
ロミオ:「ええ、すぐに結婚したいんです。」
ロレンス神父:「いつだ?」
ロミオ:「今日中に」
早すぎやしないか?
ロレンス神父:「おい」
ロミオ:「のろのろしていると彼女はパリス伯爵と結婚させられてしまう!僕たちには時間がないんです」
手を握りしめる。
神父:「それほどまでにジュリエットが好きか?」
ロミオ:「えぇ、全てを賭けて愛しています。」
愛の為に(ロミオ、ロレンス神父) Par amour
「愛ゆえに人は道を誤る」
「愛なしで人は生きてゆけない」
「愛ゆえに人は悩み苦しむ」
「彼女のためなら死んでもいい
愛ゆえに人は変わることが出来る互いを信じ合い憎しみを忘れる」
「愛ゆえにふたりは重荷を背負う」
「彼女のためなら何も怖くない」
「愛ゆえに」
「お願いです今夜二人に神の祝福授けてください
モンタギューとキャピュレットの争いに終止符をうち
二人の愛が実った時この街にも訪れるだろう平和が愛ゆえに」
ロレンス神父:「主よあなたはこの街に平和をもたらすために2人を引き合わされたのでしょうか?それならば私あなたのご意思に従います」
ロミオ:「神父さま!」(抱き着く)
ロレンス神父:「おっ、わぁ…私はジュリエットではない」
ロミオ:「失礼しました…それで?」
ロレンス神父:「午後の懺悔の時間にジュリエットを連れてきなさい」
ロミオ:「ありがとうございます」
幸せそうに神父に抱き着くロミオが可愛いこと。
いいなぁ。
祈る神父。
第10場 ヴェローナ街頭
上手で「アーケードにUFO出現だってよ」って遊ぶ2人。
しかしながら達成くんに俺の方が身長高いって落ち込む平間くんが可愛い。
そして乳母の帽子を見つけて飛び降り方がすごい。
マーキューシオ:「はいはいはいはい、ストップ!!」
乳母:「もし、モンタギューの若い殿方はこのあたりに?」
ベンヴォーリオ:「はい、僕たちですが」
恭しくしているベンヴォーリオに対してふざけてお辞儀するマーキューシオ。
乳母:「この中にロミオさまはいらっしゃる?」
ロミオにファルセットがかかっている。
ベンヴォーリオ:「いるとしたら、何の用ですか?」
乳母:「2人きりにならないと話せないの」
マーキューシオ:「おいおい聞いたか?コイツロミオをナンパするだぜぇ」
ベンヴォーリオ:「大した度胸だ」
初対面の人に対して悪ふざけも大概にしなさい。
マーキューシオ:「俺がロミオだ」
乳母:「えっ?あなたが?いけてない」
ベンヴォーリオ:「いや、僕こそロミオです」
乳母:「うわー80年代のアメリカのアイドルみたい」
「俺だ」と乳母を回して遊んで帽子をとる。
綺麗は汚い(乳母、ベンヴォーリオ、マーキューシオ、ダンサー) Les Beaux, les Laids
「HaHaHa笑うがいいHaHaHa今のうちさ私を笑うやつは今にほえ面を出すぞHahahaアンタたちはHahahaなんも知らないのさこの私こそ愛の使いキューピッドよ可愛らしいロミオはどこ」
「HaHaHa鏡を見ろよHaHaHaその姿でロミオに迫るなんてだがアイツを落とした子はまだいないさ」
いじわるな建成くん好き…よく鏡をそんなにひょいと入れられるね。
「どんな綺麗な女の子でもアイツの心を掴むのは難しい綺麗は汚い汚いは綺麗あなたのえくぼさ恋なんて盲目」
この振り付け可愛くて好きなのです。
「HaHaHaあんたたちはHaHaHa知らないだけ愛の力は彼の心の堅い扉こじ開けて溶かした」
「HaHaHa愛なんてHaHaHa気まぐれさ夕べの恋は色あせまた次の恋追い求めるそれが男」
乳母の金色のUFO帽子をかぶるマーキューシオ。
また次の恋で祈りながら素直に待っているベンヴォーリオに近づいてきて抱き寄せてうんうんしているの可愛すぎる…もう無理…それが男のベンヴォーリオほんと大好き。絶対このベンヴォーリオは右だわ。
「どんなきれいな女の子でも男の気持ちを掴むのは難しい綺麗は汚い一夜明ければどんな恋も冷める」
乳母のスカートをめくるベンヴォーリオが可愛い。
「どんなかっこいいイケメンだとしても女の気持ちを掴むのは難しいさぁ」
どんなかっこいいイケメンで胸をときめかせるベンマキュが可愛い。
「綺麗は汚い綺麗は汚い流行りはすぐ廃る恋なんて使い捨て」
「愛の(どんな綺麗な)力は(女の子でも)彼の(他人の気持ちを)心を(掴むのは難しい)溶かした」
後ろまでダンサーがいく。
「(綺麗は汚い)ロミオの(汚いは綺麗)気持ちを」
「あなたのえくぼさ恋なんて盲目さ」
抱き締めてお互い突き飛ばされる。
おそらくモンタギューだけのダンサーじゃないよね12人以上いるし?
乳母:「ロミオはどこ?」
「知らねぇよ」
ロミオ:「ここだよ」
上手側奥から出てきて、薔薇を胸につけて手をあげるロミオ。
乳母:「あ、あなたが?やっぱりみんなとは違う」
「はぁ?」
ロミオ:「ジュリエットの乳母かい?」
乳母:「えぇ…2人っきりでお話が」
ロミオ「よし、こっちへ」
ベンヴォーリオ:「おい、ロミオそのおばさんとデートか?」
うぅ…建成くんの揶揄う言い方好きや。
ロミオ:「アハハ…チャオ」
肩をつかんで笑う乳母もニンマリ手をあげる。
マーキューシオ:「おいおい、熟女サイト見た方がましだぞー」
ベンヴォーリオ:「おい、熟女バカにすんなよ」
マーキューシオ:「え、お前熟女好きなの?」
うぅ…ベンヴォーリオ
乳母:「それで…お答えはロミオさま」
ロミオ:「もちろん、気持ちは変わってない」
乳母:「はぁ…!!」
ロミオ:「ジュリエットに伝えてくれ。今日の午後懺悔の時間に礼拝堂に来るように。ロレンス神父様が結婚式を挙げてくださる」
腕をつかんで言うロミオ。しっかし唐突だな。嫌ジュリエットも唐突だったけど。
乳母:「はぁ…お嬢さまが結婚あなたが花婿!?」
嬉しそうにうなずくロミオ。
乳母:「大丈夫かしら…」
ロミオ:「えっ…」
乳母:「はぁっ」
ロミオ:「くぅっ」
体幹を試す乳母。
乳母:「ほほぉペラペラの割にはたくましいのね」
2人で笑い乳母がロミオの手を握る。
乳母:「しっかりとお嬢さまを抱きとめてくださいね」
ロミオ:「あぁ」
帰ろうとする乳母。
ロミオ:「あ、ちょっと…」
乳母:「うん?」
ロミオ:「これを」
乳母:「まぁありがとう…!!」
ロミオ:「いや、ジュリエットに」
ジュリエット:「(アチャーみたいな顔)確かにお渡しいたしますよ、お婿さん」
ロミオ:「はぁ…花嫁に会うのが待ちきれない。じゃ、よろしく頼んだよ」
手を握る
ハナヨメニアウノガマチキレナイ…!?
花嫁…そんなにかっこいい顔で花嫁って言った?
ここの花嫁って言葉と表情ホント好き。花嫁って言葉だけ何度もリピートしたい。
あの子はあなたを愛してる(乳母) Et voilà qu'elle aime
薔薇を持って乳母が歌う。
「初めてお嬢さまを抱いた時分かったわ神様がめぐり合わせたその幸せ祈らずにはいられなかった
そして今恋をしている大人になり彼を愛している
もう私は必要ない私を置いて巣立っていくのねそして今好きな人と結ばれようとしている
自分が産んだ子じゃないでも私の子に違いない生みの親にも分からせたいあの子が望む生きる道を認めてほしい
そして今恋をしている大人になり彼を愛している若いふたりの燃え上がる情熱は誰にも止められはしない
そして今彼女には勇気があるどうか神様この私にも勇気をくださいロミオとジュリエット結ばせるためにこの愛を実らせるため力をください
恋をしている」
第11場キャピュレット家の裏口
白いカーディガンとピンクのドレスのジュリエットが出てくる。
ジュリエット:「ばぁや、遅いわ!どこ行っていたの?」
乳母:「あぁ痛い!歩きすぎて足が坊のようですあぁ痛いいたいいたいいたい…」
ジュリエット:「で、彼には会えたの?」
乳母の足をさすりながら聞くジュリエット。
乳母:「彼ってどの彼?イケメンがいっぱいいてもてちゃって」
ジュリエット:「ばぁや!ロミオよ、私の愛する」
ここのジュリエット夢見心地で可愛い。
乳母:「ロミオよ私も愛する」
ジュリエット:「もぉ~」
乳母:「ふふふ、はい」
からかった後にはいって薔薇を差し出す乳母がかっこよすぎてなんか泣きそう心から泣きそうここ好きや。
ジュリエット:「愛の花だわ!!」
乳母:「午後の懺悔の時間にロレンス神父の礼拝堂で結婚式を挙げるとのご伝言です」
ジュリエット:「ありがとう」
ジュリエットが感激して乳母を抱きしめる。
乳母:「私にありがとうだなんて言わないで」
ジュリエット:「だって、今日まで育ててくれた…」
乳母:「ウェディングドレス来てもらえないわね。懺悔の振りして出かけるんだから…」
ジュリエット:「ごめんなさい」
乳母:「いいんですよ、お嬢さまが幸せなら」
ジュリエット:「ばあや」
乳母:「さぁ、ご準備を」
ジュリエット:「えぇ!!」
薔薇をつけてあげるのが優しい。
第12場礼拝堂
エメ(ロミオ、ジュリエット、伯母、ロレンス神父) Aimer
立っているロミオがただかっこいい。やってきたジュリエットを見てなんて思ったんだろう。
ジュリエットも乳母とにっこりしてからロミオの方見るのがよい。
「エメ君だけをエメ愛しているたとえ貧しい時も愛している」
「エメあなただけをエメ愛している病に倒れようとも愛している」
このジュリエットのところで乳母が涙を流しているのがまたなんとも…。
手を取り合う。
「エメ神様にエメ誓おうこの命ある限り愛し続ける
エメふたりのエメ愛の城を嵐吹き荒れようと築いていこう
エメ君無しのエメ未来などもうこの世にはない何があろうと」
手を取り合ってから新婦の所に歩き始めて跪くけれど上で帽子をかぶった死が見つめている。
「エメこの命エメ果てようとふたりの魂だけは引き裂けない」
そっと歩いて手を握り合うけれどここの歌詞…最後まで引きずるんだよね。辛い。
「エメこの宇宙がエメ終わろうとふたりの愛だけは残る永遠にエメ…」
最初ロミオがメロディージュリエット上ハモリで逆になる。
キスを上から死が見手を刺し伸ばして見ている。
ACT.2
第1場 ヴェローナ市街(モンタギュー組の居住区)
町の鐘が鳴る。死が出てくる。
「目撃atロレンス神父」
「ロミオとジュリエットが結婚?」
みんな集まってきてスマホを持っている。アルファベットのモンタギューがいい。
「ありぇねぇ」
「やぁ」
木村くんが古川くんを引きずり上げるのがかっこいい。
なんで手を出した?
街に噂が(ロミオ、ベンヴォーリオ、マーキューシオ、ダンサー) On dit dans la rue
「街中が噂しているぜロミオお前の気が狂ったと」
「キャピュレットの娘と結婚本当ならばもう友達じゃない」
「天使のような微笑み浮かべ俺たちを裏切るつもりか」
「(どうなんだ)自分の心に(本当の)素直に従った僕は(気持ちを)ジュリエットを(話せよ)愛しているんだ
(お前は)彼女のためだけに(捨てるのか)生きていく明日を(自分の)止め立てすることは(仲間を)もう誰にもできない」
「街中がみんな知っているぜお前が彼女をたぶらかしたと(嘘だ)」
「駆け落ちしても敵は必ず見つけ出し彼女を彼女を連れ戻すだろう」
「敵を愛しても幸せになれないお前は甘い夢を見ているんだ」
「(目を覚ませ)君たちは知らない(他にも)誰かの愛することの(女なら)心の震えと(たくさんいる)魂の喜びを
(お前は)好きなように言うがいい(捨てるのか)だが彼女と離れて(自分の)生きていくことなんて(未来を)もう考えられない」
ベンヴォーリオとマーキューシオがあがってくる。
「(モンタギューの名誉は)愛することが名誉だ」
「(家を守る義務は)彼女を守ることが義務がある」
「(辛くても諦めるんだ)できない」
「(じゃあ、自分の喉を刺すんだ)この愛のある限り生き続ける」
「(ジュリエットは)キャピュレットの一族も(敵なんだ)同じ人間だ(結ばれては)憎み合うのはやめて(ならない)許し合える日が来る
(目を覚ませ)君たちこそ目を覚ませ(裏切るのか)僕は裏切ってなどいない(本気で)自分たちの間違えに(言うのか)なぜ気付かないんだ
(なぜ)僕はまだ君たちを(分からない)愛しているんだ(お前は)だが彼女への愛は(狂っている)もっと深く強い(憎しみは)憎しみを(消えない)捨てて(彼女を)彼女への愛に(諦めろ)生きていく
(何言っても)愛(通じない)に(もうお前は)生き(おしまいだ)る(おしまいだ)」
マーキューシオのナイフを見て下手側に逃げる。
ベンヴォーリオ:「おいロミオ!」
マーキューシオ:「もう終わりだ!」
ベンヴォーリオ:「マーキューシオ」
死が出てくる。
第2場 ヴェローナ市街(キャピュレット組の居住区)
今日こそその日(ティボルト、ダンサー) Cest le jour
ティボルト:「何を見ているんだ、見せろ。誰がとったんだ?お前か?」
「いや、こいつです。」
「いや、ロレンス神父の礼拝堂にトイレ借りようと忍び込んだら結婚式をあげて…」
ティボルト:「何を…!」
「こいつはたまたま見ただけなんで」
「ジュリエット?どうでもいいじゃん」
「かわいこぶっちゃってさ」
ティボルト:「うるせぇ」
怖い…怖すぎるティボルト…ジュリエットもこんなに怖いとか思わなかっただろ…。
いや、ロミオ本当に怖いと思うよ恋敵がこんな男だもん。正直ロミオとティボルトの姑嫁みたいなの見たいけど(笑)。
「初めて女を知ったのは15の夏だったブロンドブルネットあらゆる類の女を抱いてきたただ一人触れられぬその名はジュリエット
いとこ同士の結婚は禁じられたキャピュレットの掟忘れようともがき続け禁断の恋に悶え続けた
(今日こそその日思いを果たす日)彼女は俺の心を引き裂いた今度は俺がロミオの心臓をえぐりだす
復讐してやる報われぬこの恋にけじめをやつの屍前にジュリエットに告白しよう
(今日こそその日思いを果たす日)彼女に告げよう遠く遥かな日からひそかに強く深く誰よりも愛してきたんだ俺は
(今日こそ)ジュリエット(その日)愛して(思いを)いるんだ(果たす日)お前だけをロミオを見つけ出すどこにいようとモンタギューの跡取りをこの手で送りこむんだ地獄へ」
いや…怖い。私が古川くんなら震え上がってる。
「あぁ、戦いの準備だ」
第3場 ヴェローナ市街(広場)
決闘(ロミオ、ベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルト、ダンサー) Le Duel
一番上に帽子をかぶった死が見つめている。
マーキューシオ:「おっと、キャピュレットの貴公子がいるぜぇ」
ティボルト:「なんだ、モンタギューの飼い犬か?放し飼いでうろうろされためざわりだ。飼い主はどこだ、ロミオはどこにいる?」
マーキューシオ:「おい、いつからロミオを好きになったんだ?あぁ、女に飽きたのか。黙れクズども、噂じゃなぁ実のおばと怪しいとかぁ?」
ティボルト:「うるせぇ、ロミオの居所を教えるんだ」
右…上手側に入るマーキューシオは好戦的なのに下手側のベンヴォーリオは黙り込んでいる。
マーキューシオ:「ははっ、知らねぇなぁ。そんなことより自分の心配した方がいいぜぇ」
マーキューシオが飛び降りる。一息で飛び降りれるんだ凄い…。
「ティボルトティボルト息の根をティボルトティボルト止めてやる人間のクズだすぐにごみ箱に捨ててやる己惚れたその態度吐き気がしてくるぜティボルトティボルト始末してやる」
「マーキューシオ自分を見ろお前はピエロだバカなことばかりしゃべるぶざまな格好でまるで売れないロックシンガーだそれにしちゃ壊れすぎだぜだが笑えない冗談を聞くのも最後だマーキューシオお前は死ぬ」
ロックシンガーという例えが笑える。
上からティボルトがマーキューシオを挑発しているところにベンヴォーリオも下に降りロミオがやってきてベンヴォーリオも降りロミオが奥からやってくる。とりあえずベンヴォーリオとロミオが合流。
「やめるんだふたりともすぐ、殺し合って何が残るやめろ
この世界は誰にも義務がある許し合って認め合い平和築く
誰もが自由になる権利がある家族を愛するなら憎しみは忘れろ誰もが自由に生きる権利がある
誰が誰を好きになってもいい愛し合う心は誰もが変わらない誰もが自由に生きる権利がある」
ロミオは敵の女に振り払われ、争いを一つ一つ割って入り切々と訴える。
古川くんの発音がよくわからなかったけど大野君でやっと歌詞が分かった。
ていうか2人ともってティボルトとマーキューシオ?ベンヴォーリオとマーキューシオ?てかベンヴォーリオこそロミオを止めてない?
ロミオがマーキューシオを止めてベンヴォーリオとはもっているところは最高。
「ヤツは俺を昔から蔑み憎んでるかっこつけた臆病者残忍だ人でなしだ」
「減らず口をたたくなよ臆病なのはお前だろずるがしこく逃げるのかお友達の説教聞いて」
「誰もが自由に」
「生きる権利などない」
ロミオが必死にティボルトにナイフ向けるマーキューシオを制止する。
ロミオとベンヴォーリオも止めに行きたいけれど目の前に敵がいるので戦う。
死が上から見ている。
ナイフを取り出したティボルトを止めようとするがベンヴォーリオは突き飛ばされロミオがマーキューシオを止めようとしているところにティボルトのナイフが刺さって殺される。
マーキューシオの死(マーキューシオ、ロミオ) Mort de Mercutio
ロミオ:「マーキューシオ、やめるんだ。おい、おいマーキューシオ大丈夫か?」
マーキューシオ:「どうってことないさ、傷は泉ほど深くもないし教会の門ほど広くもない」
ロミオ:「血が出てる…」
マーキューシオ:「あぁ気が遠くなるなぁ。ロミオなんで、なんでお前はそんなに不器用なんだ。なぜ俺たち割って入った、お前の腕の下から刺されたんだぞ(マーキューシオすまない。)。謝るな謝るのはガキだけだぜ。なぁロミオ、ジュリエットを愛しぬくんだ全身全霊で。」
「俺は死ぬんだお前の腕の中で一人俺は先に行ってお前を待っている俺がいなくても戦い続けるんだ自由に生きるため
俺は恨むお前の家をモンタギューとキャピュレット醜い争いよくたばるがいいどっちっちの家も愛する友よ別れの時だ」
ベンヴォーリオが抱きかかえてひたすらロミオが泣いているのが見ていられない。
ロミオ:「マーキューシオ、マーキューシオ。俺を見ろマーキューシオ…マーキューシオ…マーキューシオ。僕を置いていかないでくれ」
「あぁ友よもう二度声を聞けないのか神よこの世は地獄なのか、」
ロミオが倒れたナイフを拾い上げる。
「ティボルト…」って言ってロミオがナイフをもって立ち上がる。
敵が悲しんでいるところを笑っていたティボルトはナイフを持ってロミオを見る。
「ロミオ」と笑ってロミオの頬を触ったティボルトをロミオが泣きながら殺し、ナイフを投げ捨てて泣きながら逃げる。なんでティボルトは笑っていたんだろう。
死が背中を向けてすぐそこにいる。
キャピュレット夫人:「ティボルト…!!」
キャピュレット卿:「どうした?何事だ?」
キャピュレット夫人:「一家の跡継ぎ勇敢なティボルトが殺された…あなたはいったいどこにいたの?ギャンブル?酒?女?あなたが遊んでいる間に、彼はキャピュレットの名誉を守るため戦って命を落としたのよ。私がただ一人頼りにしていた、たったひとりの甥ティボルト」
キャピュレット卿:「ティボルトの亡骸を教会へ運ぶのだ」
キャピュレット夫人:「男なら敵と戦って!!でなければ私が復讐します」
キャピュレット卿:「黙れ」
代償(ロミオ、ベンヴォーリオ、キャピュレット卿、キャピュレット夫人、モンタギュー卿、モンタギュー夫人、ヴェローナ大公) La Vengeance
「命を償う代償誰かが支払わなければならない」
「息子ロミオがティボルトを殺した、だがその前にマーキューシオの命奪っていた」
「事件の真実を知りたいロミオはどこにいる?」
ロミオ:「ここに」
奥から出てくるロミオ
「殺すつもりなどまったくなかった親友が殺され逆上した僕は彼に復讐してしまった自分を抑えきられず」
キャピュレット夫人:「殺したことに変わりはない」
「違う!あなたたちの苦しみが僕たちを駆り立てた命奪い合うように僕たちは犠牲者だ誰に僕たちをさばくことが出来る?」
ロミオをかばって背中から抱きしめるベンヴォーリオ好きしかない…。ロミオが自分の犯した罪を受け止めている時ひたすら寄り添っているもん。
キャピュレット夫人:「言い逃れだわ」
っていうキャピュレット夫人に歯向かうところとか大好き。
「命を償う代償(公正な)誰かが支払わなければならない(裁きを)命を償う代償(真実は)誰かが支払わねばならない」
「(真実は)憎しみが奪った若者の命を」
「命を償う代償裁きを…」
大公:「ヴェローナの民よ私は狂人の国を治める愚かな大公なのか?それとも野蛮人の番人か?わが甥マーキューシオの命も奪われてしまった。ロミオ、法を破った罪で私はお前に死を求めることもできるのだ。しかしながら、慈悲をもってお前をヴェローナからの永久追放に処する。夜が明けるまでにこの街を立ち去るのだ」
野蛮人で大公がロミオを指さしたときに両手ひろげてロミオをかばうベンヴォーリオがひたすらに泣けるしときめく。
モンタギュー夫人:「どうか追放をお許しください」
大公:「遺体を、片付けろ…」
呆然としているロミオ。
「花咲きみだれる美しいパラダイス陰に潜む地獄が姿現した
ティボルトマーキューシオ未来ある若者が無益な戦いで命を下とした
ここはヴェローナ愛しいヴェローナ愛する代わりに憎しみが満ちる傷つけ血を流し時に命落とす誰かが禁じても消して終わらない
ここはヴェローナ我が町ヴェローナ人の血の中に毒が流れている許し愛し合う時は来ないのか永遠に憎い争い続けるのかここはヴェローナ。」
泣きながら去っていくモンタギュー夫人。
ベンヴォーリオは寄り添っていたロミオが突っ伏してしまうと傍にあった誰かを殺したナイフを拾って抱きしめてよろめきながら去っていく。
そして帽子をとっている死が近づく。泣きはらした目でロミオが大公を見つめる。
第4場 ロミオの葛藤
憎しみ~エメ リプライズ(ロミオ、死)
泣いて座り込んでいるロミオが闇落ちするところ。
「僕は憎む自分の中にある黒い炎それは
憎しみ憎しみ愚かなこの僕憎しみ憎しみ嘆いてももう遅い
怒りと絶望同時に押し寄せる眠れぬ夜が永遠に繰り返される
いったい何の力が僕を駆り立てた自分を見失い人の命奪うなど
破滅だけが僕を待っている誰より悲しむその人はジュリエット…
エメこの命エメ果てようとふたりの魂だけは引き裂けないエメ…」
手を放してしまったときのロミオの顔が印象的。
第5場Aジュリエットの居室
ジュリエット:「嘘よ!ティボルトが、あの強くて優しいいとこが死ぬなんて」
乳母:「いえ、ロミオがティボルトを殺したんです」
ジュリエット:「お前はいくつ嘘をつけば気が済むの!?」
乳母:「嘘なもんですか!!ティボルトがマーキューシオを刺してロミオがティボルトに復讐した…」
ジュリエット:「あの人が?私の夫が」
思わず座り込むジュリエット。
乳母:「大公殿下はロミオを追放に処されました。夜明けまでにヴェローナを出ろと」
ジュリエット:「夜明けまでに…神様はなんてひどいことをするのかしら!!」
乳母:「死刑を免れただけも幸運ですよ」
ジュリエット:「あの人は…夫はどこにいるの」
乳母:「ロレンス神父様の所でしょう」
ジュリエット:「行って、この指輪を渡して、そして最後の別れを告げに来てと伝えて」
乳母:「分かりました」
と乳母に言う。
結婚式と同じ衣装のジュリエットが可愛い。
第5場B ロレンス神父の庵
神はまだお見捨てにはならない(ロレンス神父、乳母、ロミオ) Duo du désespoir
「大公殿下の裁きは情けあるあるお沙汰だ
人が求める償いはモンタギューの血を流れること
お前は命拾いをできたのだから
さぁ涙をぬぐい考えろ生きていくことの術を
神が与えたのだ試練乗り越えるため」
「もう僕はジュリエット無しで生きてはいけない追放は死刑と同じ」
ロミオが泣いている
ロレンス神父:「まだそのようなことをぬかすか、隠れるのだ。誰だ?」
乳母:「ジュリエットさまの使いです。」
ロレンス神父:「入り給え」
乳母:「ロミオさまは?」
ロミオ:「ジュリエットは?僕の追放を知っているのか?」
「お伝えしました嘆きのあまりに神様さえ呪う
最後にもう一度あなたに会いたいと指輪を託された
さぁ男ならしゃっと背筋伸ばしまっすぐ立って新妻の待つ寝床訪ねるのだから」
指輪を見て泣き出すロミオ…でも本当の大切にしている。
「でも、どうやっていけばいい?」
「私にお任せ荒れ。裏口を開けておきます」
乳母を抱きしめるロミオ。おそらくこれで最初で最後の抱擁…。
「さぁ行くがいい予定通りの初夜を迎えるのだ
だが夜が明けるまでに町を出ていくのだ
時を見て結婚を大公殿下に報告恩赦を求めお前を(あなたを)呼び戻すことが出来よう良家の和解が平和をもたらす(キャピュレットとモンタギュー)
さぁ元気を出すのだ神はまだお前をお見捨てにはならない」
二人がかりで泣いているロミオを抱き上げる。
ロレンス神父:「さぁロミオ!行くがいい」
ロミオ:「ありがとうございます、ありがとう」
ひたすら泣いているロミオ
「さぁ希望を持とうよ神はまだ我々をお見捨てにはならない」
祈る神父と乳母。
第6場 ジュリエットの寝室
しのびよる死(死)
死が上着を脱ぐけれどすごくきれい。入れ墨ていうか刺青。
ベッドにはロミオに腕枕されているジュリエット。
ロミオの身体を触れない程度になぞる。
ひばりの歌声(ロミオ、ジュリエット) Le Chant de l'alouette
悪夢を見たかのようなロミオがいったん手を見る。
不安そうなジュリエットに啄むようにキス、そしておでこにキス、最後にもう一度キス。
光が差して鳥のさえずりがする。
「ジュリエットジュリエットひばりが鳴いているもう夜が明けていく行かなくては」
あ…パンツだったのね。ズボンをはいてシャツを着るロミオ。十字架のネックレスはしたまま寝てたのね。
「ロミオロミオあれはナイチンゲールまだ夜は続くわいかないで私とここにいて暮らしのよ」
「君(あなた)の腕の中で眠り君(あなた)とともに目覚めて生きる」
「君の香りに包まれて眠り君の鼓動が響いて目覚める」
「お願いどこにも行かずにここにいて」
「君(あなた)の腕の中で眠り君(あなた)とともに目覚めて生きる」
なんか抱き合っているところほんと泣ける。
結構激しいキスをする。
「ジュリエットさま、ジュリエットさま。お母さまがお目覚めですよ。もうじきここへやってきます、急いで」
ジュリエット:「さぁ…朝を私の命を奪うがいい!!ロミオ…気を付けて出て行って」
泣きかけているジュリエットを見て自分も泣いてしまうロミオ。やっぱりかっこいい。
ロミオ:「さよなら」
てかシャツ前しめよ?モンタギューのドラゴンのジャケット着よ?
ロミオ:「もう一度キスを」
乳母:「早くしないと!」
突入していたらキスしていました見たいな感じで顔を前に向ける乳母。
乳母:「さぁ早くお支度を、お客様が見えるらしい」
ジュリエット:「お客様?ティボルトの喪中なのに」
乳母:「ええ、旦那様も珍しく朝早くから起きてご準備を」
ジュリエット:「お父さまが?」
第7場キャピュレット家内
明日には式を(キャピュレット卿、キャピュレット夫人) Demain
キャピュレット卿:「パリス伯爵はついたのか?」
「エレベーターに乗ってこられました」
キャピュレット夫人:「何か変わった様子は?」
「白い花を手に」
「パリスはまだ知らないようだロミオとジュリエットの結婚を
一刻も早くパリスと式をあげさせなくては我が家のため明日には式を絶対あげる」
ピンクのバスローブのジュリエットが可愛い。
「ジュリエット明日式を挙げるのパリス伯爵の妻になる
お父さまと一緒にお前の幸せ考えて決めた従いなさい」
ジュリエット:「嫌よ」
「明日には式を絶対あげる」
ジュリエット:「私には夫がいるの!!」
「ロミオか?忘れるのだ」
「愛するいとこを殺した敵だわ町から追放された」
「すぐ忘れられるあんな男」
「お母さまは言ったわ夫を愛したことはないと。(ジュリエット)私はそんな妻にはなりたくない(お黙り)私はロミオを本気で愛しているのあなたたちには分からないでしょ?」
「明日には式を」
ジュリエット:「絶対あげないわ」
キャピュレット卿:「ジュリエット」
運良くパリス伯爵が入ってくる。
「ティボルトのお悔やみに伺いました」
「いや、不幸を忘れるには祝い事が一番明日君の式を(え?)挙げては(旦那様)どうだ?」
パリス伯爵:「よろしいんですか?」
キャピュレット夫人:「もちろん」
パリス伯爵:「ジュリエットが妻に」
高笑いをしながらパリス伯爵が去っていく。
「我が家のために」
「嫌よ彼の妻にはならない」
「親の命令に従うのだ」
ジュリエット:「私の親じゃないわ…あなたも!あなたも!」
ジュリエットが走り去る。
娘よ(キャピュレット卿) Avoir une fille
「冷たい父だと娘は思うだろう妻にも愛されぬつまらない男だと
確かに私は家庭を顧みず父親らしいこと何一つしてやれず過ごした
お前の涙は私の心に突き刺さり私の自信さえ揺るがし過ぎた日々を振り返る
お前が3つになった時気がついたお前は私の血をひく子供ではないことに
妻が私に復讐したのだと気づいた思わずお前を殺そうと細い首に手をかけたその時お前は無邪気に微笑んだ
私は悟ったお前を愛している本当の娘と同じにいやもっと深く
お前の幸せを考えて今日まで育ててきたつもりだ
お前が嫁ぐ日私は泣くだろうお前は私のこの世でただ愛おしい一人の娘だった」
写真が沢山出てくる。
ロミオは追放されなかったらこんなお父さんなら許してくれたかもね。
第8場 マントヴァの街~ロレンス神父の庵
乳母:「お嬢さま、よく考えてごらんなさい。ご両親がおっしゃる通りパリスさまと結婚なさるのが一番賢い生き方ですよ」
ジュリエット:「なんですって?あなたは夕べ私の夫を手引きしたはずよ!?」
乳母:「ロミオなんぞ伯爵に比べれば雑巾ですよ」
ジュリエット:「もう一度言ってごらん!!」
乳母:「追放になってしまったロミオより伯爵の方があなたを幸せにできるんですよ!!」
ジュリエット:「神様に誓って言えるの?」
乳母:「でなきゃ地獄に落ちます」
ジュリエット:「そうなりますように…」
乳母に地獄に堕ちろと願うジュリエット怖すぎる…。今までどれだけのことをしてもらってきたか分かる?
乳母:「えっ?」
ジュリエット:「いえ…お母さまに伝えて。親に逆らったことを反省してロレンス神父様の所へ懺悔に行ったと」
乳母:「はい、それが何より」
ジュリエット:「ロミオ…」
ジュリエットの涙も泣く。
彼女無しの人生(ロミオ、ジュリエット、ロレンス神父) Sans Elle
ショルダーバッグにスマホをポッケにしまったら危ないよロミオくん。
「ジュリエット無しの人生ひとり歩く道
見知らぬ街見知らぬ人すれ違う声もかけず
一夜限り愛し合った記憶だけを胸に抱きしめ
沈む夕日と孤独を分け合う」
「遊んでいきなよ」という男性をとりあえずロミオは無視。
「スピードやらない?ドラッグを酒で割るとハイになれるよ」と緑色の紙の女性が言う。「預かっとくよ」と遊んでいきなよと言われた男性にカバンをとられるロミオ。神父様がドラッグしているの起ったぐらいだからそりゃ覚せい剤なんかロミオやらないよな(高身長イケメンがしていたらロミジュリじゃなくなる)
「薬はやらない」と薬を持たせるのは死?帽子をかぶってワインがあって白い粉末を持たせる。毒薬か?いや何気に怖い…そっとしのびよる陰…僕は怖い…。
「はぁい、何気取ってんの?」って胸を触られる。「やめてくれよ」…あぁいいなぁ。これだけ高身長のイケメンさんならなんとなくだけど普通に酒と快楽におぼれる抱き捨てるだけのプレイボーイものが見たくなる。でも胸を触られているわけではなくスマホを取られている。
「何持ってんの?」「アイツの」ってさっきのスピードの女性と話しているじゃん。
ジュリエット:「神父様、ロレンス神父様。お願い、何とかしてください!!明日私はパリス伯爵と結婚させられてしまうの。お父さまもお母さまもみんなパリス伯爵と結婚した方がみんな幸せになるって言うの」
ロレンス神父:「で、お前はどうなんだ?」
「私には無理です
あの人無しで生きるなんて考えられない
死んだほうがましなくらい」
ここのロミオとジュリエットのハモリ好き…
「神様に頂いた命を粗末に扱ってはならん」
ジュリエット:「じゃあどうすればいいの?」
「ベラドンナで作ったこの薬をやろう
飲めば呼吸は止まって手足は冷たく死んだと同じようになる
お前は死んだと思われて霊廟に運ばれるだが24時間後お前は目覚める
そこにロミオそっと呼び寄せて」
薬を受け取るジュリエット。
「二人一緒に旅立つ未来へ」
ロレンス神父:「ロミオにはメールでお前が薬で仮死状態になっているだけだと知らせておこう」
ジュリエット:「ありがとうございます」
ロレンス神父:「さっそくメールだ」
ロミオ:「あれ、ケータイがない」
体を触ってやっと気づくロミオ。
第9場 ヴェローナ市街あちこち
狂気~服毒(ベンヴォーリオ、ジュリエット、ダンサー) Le Poison
「ティボルトを殺したモンタギューが許せない」「マーキューシオを殺したキャピュレットよくも」
「復讐だ」「報復だ」
「モンタギューを倒せ」「キャピュレットをつぶせ」
真ん中からベンヴォーリオが出てくる。困ったような顔なのが可愛い。
「生き残った俺たちでティボルトの敵をとる」
「マーキューシオが殺されても俺たちは戦う」
「このまま黙って引き下がれない」
「復讐するのだ命は惜しくないぞ」
「みんな早まるな頭を冷やせ挑発に乗るなマーキューシオの喪が明けるまで待つんだ!」
「待てない俺たちは我慢できない復讐の血がたぎるやるぞ」
「せめて(今夜)喪が(敵を)明けるまで待つんだ(仲間たちを集めろ)やめろ(やるぞ)待つんだ(今夜)危ない皆狂っている」
ジュリエットのベッドが出てくる。
「神父様のお言葉を信じてこの薬を一息で飲み干そう恐れはしない彼に会うため
目が覚めた時には彼がいるふたり手を取り旅に出るの誰も知らない新しい世界へ」
薬を確かに一気に飲んで眠るようにベッドに入る。
「(やるぞ)やめろ(今夜)聞いてくれ(敵を)お願いだ(仲間たちを集めろ)」
キャピュレット夫人:「ジュリエット、起きてちょうだい。話したいことがあるの。脈が…脈がない」
「涙の谷」のBGM。
「ジュリエットさまが亡くなった」と乳母から聞くベンヴォーリオ。
第10場 マントヴァへの道
どうやって伝えよう(ベンヴォーリオ) Comment lui dire
あのベンヴォーリオが人をかき分けてスマホを取り出して力なく落とす。
「君が夢に見てきた世界の全てが今音を立てて崩れていく
子供の頃から何もかも隠さず話し合ってきた俺たちの間でもどう伝えたらいいのか君の命より大切な恋人が自ら命を絶ってしまったことをどうやって伝えよう君に
俺にはわかる君の痛みが
昨日までの俺たちは世界を治める王だった今日の俺たちは誰も生き返らせることはできない誰一人ジュリエットさえ
マーキューシオが消えて俺と君だけが生き残ったこの世の終わり告げるようにもうこの街にはもう光はささない
どうやって伝えよう君に俺たちの青春が終わったことを
昨日までの俺たちは世界を治める王だった今日の俺たちは誰も生き返らせることはできない誰一人マーキューシオさえ
どうやって伝えようもう俺と君しか残っていないことを
それを伝えるのはこの俺しかいない
子供の頃から何もかも隠さずに話してきた全てを
この俺が伝えようロミオに伝えよう伝えよう」
「昨日までの俺たちは世界を治める王だった」でガッツポーズしたりこぶしを突き上げたりしても「今日の俺たちは誰も生き返らせることはできない」のが切ないんだよね。
出てくるのはマーキューシオセンターでロミオベンヴォーリオで挟んでいるのとジュリエットが夕焼けに黄昏ている写真、マーキューシオ、カラーでピサの斜塔で左から古川くん平間くん木村くんの写真が出てくる。
そうしてベンヴォーリオがマントヴァに来る。
っていうか「遊んでいきなよ」「いいじゃん、ちょっとくらい」って言われているのにもかかわらず「やめてくれ」って突き放す建成くんのベンヴォーリオ最高じゃないですか?
ベンヴォーリオ:「ロミオ」
ロミオ:「ベンヴォーリオ」
ロミオがとっても笑顔
ベンヴォーリオ:「ロミオ」
ロミオ:「ベンヴォーリオ…ベンヴォーリオ…どうしてここに?」
ベンヴォーリオ:「君に会いに」
ロミオ:「ジュリエットはどうしている?何か伝言は?」
ちなみにベンヴォーリオはジュリエットを舞踏会で揶揄った女の子っていう程度しか知らないだろうし敵だっていうことも知っているだろうにどうして聞いたんだろう。
ベンヴォーリオ:「ジュリエットは……亡くなったよ」
目をきょろきょろさせているのがなんか泣ける。
ロミオ:「………嘘だ」
ベンヴォーリオ:「嘘じゃない毒を飲んで自ら命をったんだ」
ロミオ:「嘘だ!!」
ベンヴォーリオ:「ロミオ…」
ロミオ:「一人にしてくれ」
あれほど悩んだのに伝えた方はシンプル
泣き顔がもう泣けてくる。
ベンヴォーリオがはけると同時に後ろに死。
ロミオの嘆き(ロミオ、死)
涙ウルウルだとこっちも泣けてくる。
「世界の全てが闇に沈んだ
お願いだ薬売りよ売ってくれどんなに強い男の命を一息で止める毒薬を
金ならば厭わないもうこの先使うあてなどありはしない欲しいだけ持っていくがいい
その薬は私には毒ではないジュリエットの元へ導いてくれる天使の翼だ」
導いてくれるで緑色に薬が変化する。
薬の方へ倒れるのよく体幹あるなと思う。
低いところからやってきて死はロミオを見ているけれどロミオはまだ顔を逸らしている。腕を握って顔を向いて薬をもったときようやく死と目を合わせて緑色の薬を受け取る。
ロミオが薬を持ったとき薄く笑うんだけどそれが狂気…ルドルフがピストルをもって前を向いた時と同じような感じ。
薬をしまう。
第11場キャピュレット家霊廟
ロミオの死(ロミオ) Mort de Roméo
忘れていたけど後ろの霊廟にキャンドルがあるんだね。
「ジュリエット…?」
「本当に君なのか目の前に横たわる変わらない美しさ
なぜ君は自ら命を絶ったのか教えて冷たい唇でもう二度とは君をこの胸に抱けない
終わりだ僕は去る終わりだ君の元へ行こう人生の全てを知ってしまった日はもう何もいらない君の手を胸に当てて静かに眠りたい
終わりだ僕は去る終わりだ君の元へ行こう瞳の輝き唇の甘さ全てを仮に差し出してもジュリエット君はもう二度と帰ってこない
終わりだ僕は去る君が待つ国へ旅立つ思い残すことなどひとつもない君と安らかに暮らしていこうこの薬が導く永遠の国へ僕は行く」
ぐしゃぐしゃに泣いている古川くん見ると泣けてくる。
そうだよね…そうだよね…そりゃロミオの演技評価されるよね。2幕ほとんど泣いているんだもんね。
死が手を差し伸べている。
ジュリエットにキスして苦しんで胸を押さえながら死ぬ。青酸カリか?
ジュリエットって呟いて手を握って死ぬ。
可愛くないこと言うけどその死に方だとあと数分間頭が痛くならない?
ジュリエットの死(ジュリエット) La Mort de Juliette
「神父様のおっしゃる通りさわやかな目覚めだわ。はぁ…ロミオ!!ロミオ来てくれたのね」
ジュリエットがひたすら可愛い。
「神父様のお言葉通り私を迎えに来てくれたのね
長い旅の疲れで眠ってしまったの?私が起きるのを待っている間に
さぁ目覚めてよ街を出ましょ
ロミオロミオ夢が叶うのよ2人誰にも邪魔されずに生きる貧しくてもいい
ロミオロミオ一緒に暮らせればそこはパラダイス神様さえも作ることが出来ない。」
このメロディー本当にきれいで大好き。
友人がよく口ずさんでいたけれど本当にジュリエットらしいまだ希望に満ちた死へとまっしぐらな歌だよね。っていうか後の展開を知っているから泣きそうになる。
「ロミオロミオ起きてねぇロミオ起きてちょうだいどうしたの?…はぁ心臓が止まっている…ロミオ、ロミオ!!これは何?薬だわ私が本当に死んだと思って後を追ったの?神父様のメールは?読んでいないの?…一滴も残ってない、そうだまだ唇に毒が…残ってないわ」
「ロミオロミオあなたの唇まだ温かいその温もりで私を抱いて
2人のパラダイス先に行ったのね私もすぐ行くわ約束通り愛の城築くの」
ナイフをとりだす。
そしてロミオの胸に顔を埋めて刺してロミオの手を握って死ぬ。
何故(ロレンス神父、乳母、キャピュレット夫人、モンタギュー夫人) J'sais plus
懐中電灯を持った神父。
神父:「そろそろジュリエットが目覚める頃だ。ロミオからはまだメールの返信がないが待っていられない。ジュリエット起きるんだ。」
ロミオとジュリエットが死んでいることに気づく神父。
神父:「何が起こったんだ?」
モンタギュー夫人:「本当にロミオがここにいるの?」
ベンヴォーリオ:「ヴェローナの門をくぐるとまっしぐらにこの霊廟に向かったらしい。」
キャピュレット卿:「わが霊廟にモンタギューの者が侵入したらしい。」
キャピュレット夫人:「いったい何に目的で?」
「なぜなぜ神は見捨てられた愛だけを求めた無垢な恋人たちを
この身体も魂をすべてあなたに捧げてきただが祈りは届かなかった
何があなたの怒りを買ったのでしょうか
これから私は何を信じて生きて行けばいいのでしょうか?
若い2人が結ばれてモンタギューとキャピュレットの憎しみが打ち消されるそれが私のただひとつの願い
それがなぜこんなにもむごい罰を我々に与えたのだろうか」
周りに集まってくる。ほとんど生きている全員。
「おお神よなぜ(お嬢さまの)なぜ(若い命)神は見捨てられた愛だけを求めた無垢な恋人たちを
何を頼りに生きて行けばいいのか希望は閉ざされた神よ」
ベンヴォーリオがぐしゃぐしゃに泣いていると本当に泣きそうになる。建成くん本当に保護したくなる。
モンタギュー卿:「ロミオの遺体を」
キャピュレット卿:「ジュリエットに触るな」
ジュリエットの遺体を運ぼうとする。
モンタギュー夫人:「やめて!!」
キャピュレット夫人:「二人は愛し合っていたのよ…本当に」
罪びと~エメ(キャピュレット夫人、モンタギュー夫人、乳母、ロレンス神父、ベンヴォーリオ、ヴェローナ大公ほか) Coupables
「息子は帰らないどんなに嘆いても神様は親たちに罰を与えた私たちは罪びと地獄に生きる」
ロミオの遺体をまず反転させる。
「娘の愛はこの世では実らず愛する人と天国に眠る2人の愛は永久に続く」
ここでベンヴォーリオが乳母と死んだロミオとジュリエットの手を繋がせているのほんと泣ける。
「2人の願いは2つの家は手を取り合って許し合うこと2人の名前は永遠に残る愛を貫いたロミオとジュリエット」
母親たちはすぐ和解できるんだな。
しかしあれだけからかわれてのに…ベンヴォーリオが乳母に抱きしめられているの見るとまたなんとも。キャピュレット夫人の上ハモリきれい。
十字架を切る大公。
「ロミオとジュリエット命をかけてまで教えてくれた(愛し合えるなら)憎しみ乗り越えて(憎しみさえ)今こそ許し合い(今許し合おう)(愛し合う)愛し合う(ときだ)」
死が震える。
「エメこの命エメ果てようとふたりの魂だけは引き裂けない
エメこの宇宙がエメ終わろうとふたりの愛だけは残る永遠にエメ」
ベンヴォーリオがキャピュレット夫妻と向き合っているのが印象的。
蝋燭というかキャンドルを持って歌って吹き消して終わり。
死が相変わらず怖いけど何を表しているのかがいまいちまだ分からない。
カーテンコールはまずキャピュレット男性、女性、モンタギュー男性、女性パリス、モンタギュー夫人モンタギュー卿、大公、神父乳母、キャピュレット夫人キャピュレット卿、ティボルトマーキューシオベンヴォーリオ、死、ジュリエット、ロミオの順番。
ずっと「世界の王」のBGMだけどジュリエットとロミオの時だけ「エメ」なのが泣けてくるしそれで三方礼が美しい…。
ここでロミオというか座長挨拶があり「世界の王」のディスコタイムっていうかダンスタイム。
しっかしロミオの古川くん本当に美しい…美しいしか出てこない。
ジュリエットの腰を気にして後ろに引いているレディファーストなところ大好き。
この写真いいよね。王子様とお姫様と仲間たちと…ただひたすらにお美しい。
私にとってのモンタギュートリオは永遠にこの3人だなぁ。
古川くん短髪だとかっこいいけど長髪だと気持ち冷めるし髪あげてもいまいちだからロミジュリのビジュアルが一番いいよ。
ルドルフもセバスチャンもいいけどフェリペはなぁ…フェルセンは実物見たけどかっこいいけどなぁ…うーん。
とりあえずミュージカル俳優としては今後古川くんと木村くんを応援して以降、そう誓ったのでした(ファンクラブ要検討な)
2019.9.16.Mo 23696文字